幾つか本を作っていますが、完成された技術や知識ではありません。
正確であるよう万全を期していますが、全てを保証するものではありません。

そこで問い合わせ、改訂・変更に関わる内容について、
また、改善につながる情報や報告を、このページを利用してバックアップしていきます。
ご意見やご希望も受け付けていますので、ご利用ください。

2020/04/23

ツリーケアオペレーション

以前作った「ツリーリギング作戦の基本」という本は、ある程度の作業を行えている方々が、ちょっと怖かったんだけどもっと安心できるやり方は無いのか?とか、もっと効率良く出来ないか?という要望から、他にもこんな作戦もありますよっ、次の一手に役立値増すよというつもりで作っていました。
そして私がやってる講習組織や、師匠のやってる講習とバッティングしないように、ある程度出来るようになってから、ソレとは違った視点でリギングの可能性はもっと広げられますよって意識で作っていました。

本にも案内にも書いていますが、リギング作業は然るべき情報を手に入れて、または講習を受講してから、その先にある作戦としてでしたが、そんな意思とは別に、これを眺めれば(読んで理解するんじゃなく眺めれば)リギングは出来るようになる、と思っている人が数多く存在していました。
そんな簡単に習得出来るものではありません。

例えば、今までハシゴや脚立で仕事していたけど、それじゃ無理なんでロープで何とかしよう!という方が眺めて習得出来るものじゃありません。
リギング作業は登れるだけでは出来ません。
作業の計画や見積もりがあり、樹木の診断をして、施工方法を幾つか考えディスカッションして、いざ現場に入って登って姿勢制御して、対象が動く方向や吊りのシステムや逃げる方法を予め予測して、降ろすためのグラウンドとの協調を決めて、理想的なカット方法を選択して、作業に移るという様々なフェーズがあります。

作業の計画や自分が選択した方法の評価が明確じゃないと出来ません。



そのようなことを踏まえて
ツリーケアオペレーション
リギング計画と戦略の評価
という新しい本を作りました。

基本的にはRR668をベースに
必要不可欠な実践的考察を
まとめたものです。
これだけでは事後の実践に
役立てるものではありませんが。
何を知るべきか?何を学ぶべきか?に
主眼をおき、基本をチームで共有し、
自分の根拠を自分で持って
取組むべき課題だと思います。
トッピングカットのような危険な方法は、然るべき計算を成り立たせた上で、チームで共有し実践するべきです。知らないでは済まされないファクターが多く存在することを理解してからです。戦略を評価できないなら、よリスクの少ない方法を選択するという考えになってもらうために作った、マイベタープラクティスです。

A6版/70ページ
[ツリーケアオペレーション] リギング計画と戦略の評価/マイベタープラクティス


2020/04/22

リニューアル



印刷所の都合で、
データ改訂する必要があり
A6版表紙のみ改訂です。
■ 機能するノット
■ ロープワーカー用語集

内容については
変更なしです。


それに伴い、
ウェブサイトも
リニューアルしました。

こちらから、ドウゾ。